昭和維新顕彰財団 大夢舘日誌(令和六年五月~九月)

 一般財団法人昭和維新顕彰財団は、神武建国から昭和維新に代表する「日本再建運動」に挺身した先人の思想と行動を顕彰・修養・実践を行うことを目的に設立されました。本財団は会員、有志の方々の支援により、岐阜護国神社内に「青年日本の歌」史料館を開館したことをはじめ、これまでに様々な活動を行っています。
 「大夢舘日誌」は、事務局のある岐阜県の大夢舘から、財団の活動について報告していきます。この日誌によって、財団に対する一層の理解が頂けましたら幸いです。(日誌作成・愚艸)

 五月十四日

 大夢舘内にある青年日本の歌史料館分室・忠節文庫で執行部会議が行われ、第五十二回大夢祭、事業報告・役員就任等について話し合われた。役員の異動として特別顧問に至学館大学客員教授・大場俊賢、日本映画振興財団顧問・花房東洋の両名が新たに就任、副会長に学純同第三代総裁・中川正秀が新たに就任した。

 七月六日

 富山県南砺市において本財団副会長・中川正秀が主催する敷島塾第九回勉強会が行われた。講師は井口郷総社神明宮宮司・井頭克彦氏。来賓として南砺市市長・田中幹夫氏はじめ県議・市議が参加、「神話時代から現代 天皇と日本の歴史」の演題で講演が行われた。

 七月二十七日
 岐阜護国神社内にある「大夢の丘」の清掃奉仕を事務局と有志で実施した。また、「青年日本の史料館」収蔵品目録の作成に合わせ、護国神社隣接の公園内にある明治大帝聖像と、「日支提携」「アジア保全」の運動に生涯をかけた松井石根陸軍大将の揮毫の国旗掲揚台の清掃奉仕も実施した。

 八月三十一日

 大夢舘内にある青年日本の歌史料館分室・忠節文庫において、史料整理を事務局にて実施した。
 忠節文庫では、血盟団事件、五・一五事件、神兵隊事件の公判記録や民族派運動の関係書籍・機関紙等が収蔵されている。
 利用や問い合わせについては、大夢舘(058―252―0110)まで。

 九月一日

 現在、俳優・本多菊雄氏による独り芝居「三島由紀夫 招魂の賦」の名古屋公演の企画が進行中である。本企画は作家、行動家としての三島由紀夫の半生を描いたものである。実行委員会には本財団会員が参加している。公演は名古屋能楽堂にて、令和六年十二月五日(木)午後七時半より開演。チケット販売や問い合わせについては、事務総局(052―755―5148)、岐阜事務局(058―252―0110)まで。