「日本再建」懸賞論文(昭和維新顕彰財団×『維新と興亜』)
第2回(令和5年)テーマ
昭和維新運動から何を継承すべきか
一般財団法人昭和維新顕彰財団は、「日本再建」を担う若手論客の発掘と育成を目指し、第2回(令和5年)懸賞論文を実施します。
「日本再建」懸賞論文 第2回「昭和維新運動から何を継承すべきか」
「日本再建」懸賞論文(昭和維新顕彰財団×『維新と興亜』)
第2回(令和5年)テーマ
昭和維新運動から何を継承すべきか
一般財団法人昭和維新顕彰財団は、「日本再建」を担う若手論客の発掘と育成を目指し、第2回(令和5年)懸賞論文を実施します。
「日本再建」懸賞論文 第2回「昭和維新運動から何を継承すべきか」
第五十一回(令和五年度)大夢祭が岐阜護国神社で斎行された。六十名以上が参列し、五・一五事件において昭和維新を願って決起した三上卓先生をはじめとした維新の先覚者、銃弾に斃れた犬養毅、田中五郎巡査の英霊を祀り、志を受け継ぐ思いを新たにした。
今回は、祭祀終了後に「青年日本の歌」斉唱と開館した「青年日本の歌史料館」の見学が行われた。また、映画「検証五・一五事件 君に青年日本の歌が聴こえるか」の撮影のため、坂下正尚監督率いる撮影隊が入り、インタビュー及び撮影が行われた。
令和5年5月15日に行われる第五十一回大夢祭を前に、執行部会議が行われた。内容としては、事前打ち合わせとして大夢祭当日の進行の確認や受付の係が決められ、第二回「日本再建」懸賞論文の募集要項の発表とドキュメンタリー映画「検証五・一五事件 君に青年日本の歌が聴こえるか」についての進捗の報告がなされた。
また、独り芝居「三島由紀夫 招魂の賦」において三島由紀夫を演じた俳優・本田菊雄氏が訪れ、京都大学での公演について協議を行った。
第五十一回大夢祭
令和五年五月十五日(月) 受付 午前十一時半
第一部 大夢祭 正午 岐阜護国神社本殿(岐阜市御手洗393)
第二部 「青年日本の歌史料館」御披露 午後一時
第三部 直会 午後二時半 大夢舘(岐阜市真砂町1-20-1)
神饌料 六千円(会員五千円、学生三千円)
※ご参列の場合は、FAX、電話、メールのいずれかで、ご連絡いただければ幸いです。
(FAX:058-252-0119 電話:058-252-0110 メール:taimukan1968@nifty.com)
合掌 昭和七年五月十五日、三上卓先生を始めとする先達は、昭和維新を目指して蹶起しました。それから八十八年の歳月が流れました。ところが、わが国は真の独立を恢復できないまま、内外の危機が深刻化しています。蹶起の二年前、「民族的暗闇を打開し、開顕しうるものは、青年的な情熱以外にはない」との確信に基づき三上先生が佐世保の軍港で作ったのが「青年日本の歌」(昭和維新の歌)です。現在の危機を打開するために、今ほど青年的情熱が求められる時代はないと、我々は信じております。
維新の精神の発揚を目指し、花房東洋が昭和四十九年に始めて以来、五十一回目となる令和五年度 大夢祭を、以下の通り開催致します。「大夢」とは三上先生の号です。
敗戦によって占領下に置かれたわが国は民族的自覚、國體に対する誇りを喪失し、植民地的属領国家の様相を呈しました。この状況を打破せんとして、昭和維新の精神を継ぐべく、多くの先覚者たちが身を挺して立ち上がって参りました。
昭和三十五年十月十二日に浅沼稲次郎を誅し、同年十一月二日に自決した山口二矢烈士。昭和四十五年十一月二十五日に自衛隊決起を呼びかけた末、自決した三島由紀夫烈士と森田必勝烈士。平成五年十月二十日、朝日新聞の報道姿勢を糾さんとして、壮絶な自決を遂げた野村秋介烈士。さらに多くの先達が維新運動に挺身して参りました。
本祭祀を、五・一五事件で斃れた犬養毅、官邸護衛の警視庁巡査・田中五郎の両英霊、昭和維新を願って蹶起した三上先生はじめ、これに連なる多くの先輩同志同胞にとどまらず、維新運動の先覚者の御霊をお祀りし、その志を受け継ぐ場にしたいと存じます。
今回は岐阜護国神社内に設立された「青年日本の歌史料館」を御披露目させていただくとともに、宮下旭菖師範による筑前琵琶「大楠公」を奉納いたします。どうか、一人でも多くの方にご参列いただけますよう、心よりお願い申し上げます。 再拝
令和4年12月19日に年内最後の「大夢の丘」清掃奉仕を事務局と有志で行った。雪がちらつきながらの活動であったが無事に終了した。
岐阜県護国神社内にある「大夢の丘」には、三上卓先生が作詞作曲された「青年日本の歌」の記念碑が建てられているが、財団では事務局や会員、有志とともに、概ね隔月で除草・清掃を行っている。
令和4年10月29日、10月25日が三上卓先生の命日であることに合わせ、慰霊祭を大夢舘内の祖霊社において斎行した。また、今後の財団運営について会議を行い、主に来年の大夢祭運営や史料館開設準備、五・一五事件のドキュメンタリー映画について協議を行った。
令和5年設立予定の「青年日本の歌」史料館に大夢舘から寄贈される五・一五事件の際に黒岩ら海軍将校が使用した拳銃のモデルガン。「ブローニングM1910」というモデルで、戦前は国内で軍・民間問わず広く流通していた。
令和5年設立予定の「青年日本の歌」史料館に大夢舘から寄贈される五・一五事件の際に三上卓先生が使用した拳銃のモデルガン。コルト社製の「コルトM1903」というモデルで、戦前は国内で軍・民間問わず広く流通していた。
令和4年5月15日、「五・一五事件90周年 第50回(令和4年度)大夢祭」を岐阜護国神社で斎行いたしました。今回は、第二部として記念シンポジウム「五・一五事件九十年を迎えて」をホテルグランヴェール岐山で開催いたしました。
『五・一五事件 ― 海軍青年将校たちの「昭和維新」』(中央公論新社)でサントリー学芸賞を受賞した小山俊樹・帝京大学教授が基調講演。折本龍則・千葉県浦安市議会議員、金子宗德・里見日本文化学研究所所長、杉本延博・奈良県御所市議会議員、蜷川正大・二十一世紀書院代表が加わり、パネルディスカッションが行われました。五・一五事件の意味について活発な議論が展開されました。
その後、「日本再建」懸賞論文(昭和維新財団・『維新と興亜』共催)第1回「もう一度維新を興すために、いま訴えたいこと」の表彰式が行われました。
この場をお借りいたしまして、ご出席いただきました皆様に心より御礼申し上げます。
■最優秀賞
該当者なし
■優秀賞
櫻井颯さん「犬養孝博士の足跡を仰ぎつつ現代維新を考へる」
■特別賞
野本政樹さん「国史四大維新の横議~令和処士の責務」
今西宏之さん「我々が拠って立つ『日本』とは何か―受け継ぎ、鍛え、伝える―」
坂井晴輝さん「維新と『直接行動』」
■奨励賞
岡本晟良さん「記紀の異同に響く日本人の執拗低音~『古層』を突き抜け、次なる維新へ…」
田口仁さん「もう一度維新を興すために、いま訴えたいこと」
廣木章さん「維新はいかに可能か」